投稿者:うめちゃむさん

著者さんの学生時代のアルバイトは意外でした。私自身も大学時代バーで‪夜18時‬ごろから‪翌朝‬まで働いて稼いでいましたので昼夜逆転、授業に寝過ごしていけない日も増えました。毎日仕事以外の時間は頭がぼーっとしていて、それでも学生の頃はその「労働」をしていることで社会貢献しているような気になっていました。

対人の仕事だったので成果が目の前で垣間見えることがやりがいになったのかもしれません。それでもやはり体の疲労はなかなかつらかったです(若いのにお肌もやられましたね・・)。それでも月に20万はくだらなかったように記憶しています。
学生の頃からしたら大きな額ですね。当時は海外留学するためのお金を貯めるために働いていたので目標が明確で短期だったので頑張れたの かもしれません。もしこれがこの先何十年と努めなければならなく継続される仕事であったなら耐えられなくなっていると思います。それこそ、なんのために働いているの?となっていたと思います。

第3章のタイトルにびっくりしました。49パーセントって半分も?と驚きました。
役所なんかの仕事も個人情報の流出のニュースがあったりとか、マニュアル通りの手続きにかなり時間がかかり長時間待たされたりとかすると、従業員もロボット(機械)化したらいいのにって思うことがあります。

人がやることですからミスも起きます。
ならロボットに任せればスピーディ且つ正確なのでは??こう考えてしまいます。こういう流れでいろんなジャンルの仕事の中にロボットが取り入れられていく。
IT化していくのもごく自然な流れであると理解できました。

役者やタレントまでAIが導入されたら・・それは嫌ですね・・。子供のころ夢みたドラえもんの世界が実現するのも死ぬまでに体験できるのでしょう か。
オリジナリティーを必要とする芸術や芸能の世界は娯楽なんかと結びつきが強いジャンルだと思うので、ロボットが導入されても人間との比率はロボットが上回らないでほしいですね。まぁでもここまで極端な世界に成ると映画で見る人間VSロボットのようなことになって、正直人間の必要性がなくなったりするのでしょうか。

そうすると人間は働くどころか滅びてしまうのでしょうか。ここまで話が飛躍すると・・インターネットビジネスがどうとかいう次元じゃないですね。

「精神的自由」「時間的自由」「経済的自由」を得たとしてもそれがすべての人にとって「幸福」かどうかは一概にはと思います。
はたから見て経済的余裕もあり悠々自適な生活をしているように見えても本人からすると必ずしも満たされているわけではなく実は孤独でさみしいのかもしれません。
またあえて組織の中で生きることやサービス残業だって、そこに自身の価値を見出せる人も多いと思います。

これが文化的思想から根付いた考えだとしてもその物差しを変えることは難しいと思います。

ただ私は個人的には組織の中での人間関係の構築などが苦手なタイプですし、とくに現在は主婦として育児に追われる中で自宅で開業できる仕事があればいいなぁと考えていたために非常に興味深い内容でした。

ただやはり著者さんが先に述べられてあったように、なんの知識も資格もない私のような主婦でも開業ができるのかということは疑問です。
実際サイト運営など開業できたとしても同じ考えを持つサイト同士の競争率もこれから上がっていくだろうし、例えばものの販売業のマーケティングならば、マーケティングをしたい側がそのスキルを持っていればコンサルの必要性がなくなってしまいます。
雇用の話に合ったように、需要と供給のバランスは一生崩れないのだろうかと考えてしまいます。

全体的にとても分かりやすく読みやすい内容で特にこれからの社会のニーズ、働き方改革に特化した内容で興味深く面白いと感じました。

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