これからの時代を<span>どう生きるか</span>
自分の身は自分で守ろう
猪飼です。
先日よりご案内していたオンライン通信講座ですが、
かなりの方が参加を決意してくださって、予想以上の盛り上がりになりそうです!
参加した方にはどんどんスキルアップしてもらって、自分で稼ぐ力を身につけてもらいますので、これから自分の未来が変わっていくのを楽しみにしていてくださいね。
昨日で講座への参加は終了となりましたが、
もし、何らかの都合で参加できなかった場合でも心配しないでください。
人それぞれタイミングというものがありますし、
インターネットビジネスの道が閉ざされたわけではありません。
また今後も、何かしらの企画を考えていますので、
それまでお楽しみはとっておいてください^^
このLINEを読みながら私と一緒に少しずつ前進していけばOKです。
それでは今日のお話です。
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自分の身は自分で守ろう
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この前、サラリーマンをしている友人がこんなことを言っていました。
「日曜日の朝に上司から呼び出しがあって、夜まで会社で仕事してた…」
「人手が足りなくて会社も大変だから、休日返上で働いてるんだ。」
そんな話を聞くたびに私が思うのは、
「どうしてそこまで会社に尽くすのか??」ということです。
この疑問を友人にぶつけると、
「いや、会社だって俺たち従業員のことを考えてくれている」
「会社は、俺たち社員の成長を願ってくれる」
「だから会社が大変な時は、俺たちだって頑張らないと」
という返事が返ってくることもあります。
こんなふうに思っている人がまだいるのだと、驚愕しました。
一方で、企業の求人HPを見ていると、
「成長できる職場!」「アットホームな雰囲気!」
なんて言葉をよく目にします。
多くの企業が「私たちは、従業員思いです」というアピールをしているのですね。
知ってる人は、知っていると思いますが、こういう職場ほどブラックだったりします。
例えば、時間外労働を平気でさせて、離職率も高い企業がアットホームとアピールする。
労働内容が過酷で給料が見合っていない企業が、成長できるとアピールする。
こんなことがたくさんあります。
普通の感覚なら続けられないような仕事だから、アットホーム、和気あいあい、成長できるなど、抽象的な言葉で価値があるように見せかけて、働かせているのです。
会社にとって価値があるのは、従業員の幸せではありません。
従業員ができる限り安い給料で、
会社にできる限り多くの利益をもたらしてくれることです。
納得いかないかもしれませんが、これが真実です。
なぜそんな事がいえるのかと言いますと、
企業は利益を上げる為に存在していて、赤字になれば死にます。(倒産します)
人間で置き換えればわかりますが、死んでしまうとなれば、生き残る為に手段なんか選びませんよね。
会社が生き残る為の行動原理は、非常にシンプルで、
「支出を抑えて、収入を増やす」ということです。
それは従業員に対しても同じです。
給料はできるだけ安くして、仕事はできるだけ増やしたい。
でも、やり過ぎると辞めてしまうから、時々ボーナスを出したりします。
『労働環境の改善』という言葉をよく耳にしますが、
本気で労働環境を改善したと思っている経営者はごく少数です。
でも、自分の会社の環境が悪すぎると、社員が他の会社に移ってしまう。
世間からブラック企業の烙印を押され、人が集まらなくなる。
だから世間の様子を見ながら、やばい時は「労働環境改善!」といって、その場しのぎの対策をするのです。
程度の差はあっても、そんな会社が非常に多いです。
会社ができる限り安い給料で、たくさん働いてもらおうとするのは、そうしないと会社自体が生き残れないから当然なのです。
良い悪いの話ではありません。
2020年の総務省統計によると、日本には約420万もの会社が存在し、常に利益を奪い合う競争をしています。
そして、毎年約1万社の企業が倒産します。
日本の人口は減少傾向にあり、今後も消費はどんどん減ってゆくでしょう。
グローバル化で海外から安い商品とサービスが流れ込むようになれば、
会社は生き残りをかけてますます必死にならざるをえません。
具体的には、
「人件費を抑えて、利益を増やす(=仕事を増やす)」
これをするしかないのです。
それでもダメなら、業務を徹底的にスリム化して、
社員を減らし、人件費の支出を抑えるしかありません。
イコール、首を切る、ということです。
今回のお話で何が言いたかったかというと、あなたの時間、体力そして精神を、必要以上に会社に捧げる必要はないということです。
「会社だって俺たち社員のために色々してくれてるんだから」と
時間外労働に精を出したり、休日も自宅に仕事を持ち帰ったり、有給を取らないで我慢したり…。
そんなことをしたところで、会社と社員の関係は、
お互いのメリットが合う間だけ成立する、契約関係でしかありません。
「社員の資格取得を応援!」というのは、
社員が資格を取ることが、会社の利益に繋がる場合だけです。
「子育てを応援!」というのは、
子供が生まれた社員が離職すると、新しい人材を雇うためのコストがかかるからです。
会社は本気で社員のことを思ってくれているわけではないのだと、肝に命じておいた方がよいです。
あなたのことを本当に思ってくれるのは、
両親、友人、恋人、家族です。
大切な人との関係を犠牲にして会社に尽くすなんて、
本当に意味がありません。
でももっと極論を言えば、
自分の身を守れるのは自分だけです。
そして、現代社会で自分を守るのに必要なのは会社に頼らず稼ぐ力です。
なので、あなたも今のうちから、
会社に頼らず生きる力を少しづつでも身につけていきましょうね。
今日のLINEを読んで、思ったことや感じたことがあれば、
ぜひ感想を聞かせてください。(LINEで直接メッセージください!)