社長賞をもらった話

猪飼智弘

2018/02/04

こんにちは、猪飼です。

先日、会社員をしている友人と飲んでいたのですが、
珍しく嬉しそうに仕事の話をしていました。
「支社始まって以来の営業成績を更新して、社長賞をもらった」とのこと。

いつも会うたびに仕事の愚痴ばかりだったので、
この時は私も喜んで話を聞いていたのですが…、
詳しく聞いてみると、疑問に思うことがありました。

「支社始まって以来の営業成績」を出して社長賞を受け取った報酬は…、
なんと3万円。
ちなみに、友人が会社にもたらした利益は数千万円単位です。

そのために友人は、数ヶ月間、誰よりも働きました。
みんなが帰宅した後も残って働き、得意先を接待し、
休日も自宅に仕事を持ち帰って、プレゼン資料作りに励んでいたそうです。

その結果、会社始まって以来の営業成績を叩き出す訳ですから、
大したものだと思いますが…、
その報酬が、たった3万円?

しかも、友人はそのことを疑問にすら思っていないようです。
私はどう考えても安すぎると思うのですが、
その時は友人の気持ちを考えて何も言いませんでした。

友人は、必死で働き、支社はじまって以来の利益を出したという点では、
「仕事のできる立派な会社員」だと思います。

でも、彼の将来にとって、それにどんなメリットがあるのでしょうか?
会社の上司や社長は、たくさん儲かったのですから大喜びでしょうが、
友人の報酬はたった3万円です。

よく、「働きぶりがすぐ給料に反映されなくても、
将来の人事考査に良い影響を与えるんだよ」という人もいますが、

「で、それはどれくらいメリットがあるの??」
と私は思ってしまいます。

厚生労働省の発表によると、役職別の給与の平均額は、
男性なら部長級67万5500円、課長級52万5100円、係長級39万4200万円。
女性なら部長が64万9100円、課長が44万6700円、係長が34万9600円だそうです。

そもそも男女でどうして差があるのか不思議ですが、

どれだけ頑張って必死で働いても給与には大した差がなく、
何年も必死で会社の利益を上げて、同僚との競争に勝ち抜けば、
数年後、数十年後にようやく月収10万円、20万円程度の差があるかもしれないね。

という程度なのです。

友人が数年後に部長になれるのかどうか知りませんが…、
そんなことのために、休日も犠牲にして働く必要があるのでしょうか?

それだけ会社に尽くしたって、本当に人事考査に反映される保証なんてどこにもありません。
仕事ができるやつより、上司のゴマをするのがうまい人間が出世しやすいなんて、
どこの会社だってあることですよね。

ちなみに、

インターネットビジネスなら、会社の仕事や家事が終わった後に副業として少しずつ取り組むだけで、
月10万円から20万円程度の利益は軽く出せるようになると思います。

やればやるほどスキルが身について、稼ぐ額も上がっていきますから、
いつか人事考査に反映される日を夢見て、人生の大切な時間を犠牲にするよりは、
よっぽど合理的だとおもいます。

一度稼ぐスキルを身につければ、会社をクビになろうと、
会社が倒産しようと関係なく、収入を得ることができるのです。

今時、「社畜根性」を発揮して、
会社に多くを捧げても、大したものは返ってきません。

社畜根性の元になったのは、昭和の時代に日本で培われた愛社精神です。
愛社精神の「愛」は、本来は見返りのある「愛」でした。

これはどういうことかと言うと…、
「若い頃から人生を会社に捧げる代わりに、
一生雇用を保証され、給料が自動的に上がる」ということです。

つまり、当時一般的だった年功序列と終身雇用があったからこそ、
愛社精神を持って会社に尽くすことに意味があったのです。

しかし、平成に入って終身雇用も年功序列も完全に崩壊しています。
終身雇用と年功序列の生みの親とされるパナソニックでさえ、
2014年には両制度を脱することを発表しています。

すでに、日本のほぼ全ての会社で終身雇用、年功序列が機能していません。
愛社精神をもって会社に時間と体力を捧げる見返りはすでにないのです。

見返りもないのに、会社に全てを捧げるのは、
ただの“奴隷”ですよね。

表題で申し上げた、
「搾取され続けるのは卒業してください」と言った理由は、
搾取され続ける奴隷にならないでくださいという意味です。

先ほどの話に出てきた私の友人も、
会社に数千万円単位の利益をもたらした報酬が3万円です。

しかも、将来の雇用も出世も保証された訳ではありません。
「もしかしたら将来いいことあるかもよ!」というニンジンをぶら下げられて、
人生の大切な時間と体力を会社に捧げ続けているわけです…。

友人には申し訳ありませんが、
搾取される奴隷としか言いようがありません。

私から見れば、サラリーマンの方々が自由を手にできないのは、
単純に「会社に多くを捧げ過ぎているから」です。

家に仕事を持ち帰るのをやめて、その時間に副業を始めてみれば、
数ヶ月後、数年後には、会社に依存する必要もない収入を得られるようになるかもしれません。

お金の話だけではなく、有給をしっかり消化して家族と旅行に行けば、
その時にしか作れない思い出もできます。

その方が、自分にとっても家族にとっても、遥かに有意義な時間を過ごせるはずです。

このまま会社の奴隷として生き続ける価値があるのか?
思い当たることがあれば、ゆっくりと考えてみてください。

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