無駄なことを好む日本人

猪飼智弘

2018/01/12

こんにちは、猪飼です。

 

つい先日、私の友人が、電車通勤に毎日1時間かけているという話をしていました。
行きも帰りもギュウギュウの満員電車で、家に帰ったらクタクタだとぼやいていました。

 

その友人に、「お前は、通勤なくていいよな」と言われます。
私も通勤ラッシュの電車に乗ったことはありますし、大変なことぐらいは知っています。

 

しかし、私はこういう話を聞いていて、
「なぜ、さっさと会社の近くに引っ越さないのか?」という疑問がわきます。

 

友人には申し訳ないですが、私には、何の生産性もないとしか思えません。
会社と自宅の行き来だけのために、時間とお金をドブに捨てているからです。

 

出社するのに片道1時間以上かかるなんて話はよく聞きますが、
冷静に考えれば、通勤ほど無駄な時間はないですよね。

 

毎日1時間もの時間を、ただ家と会社の往復のためだけに使う。

 

片道1時間、往復2時間で月平均の出勤日数が21日なら、
1ヶ月で42時間、1年で504時間にもなり、ちょうど21日間です。

 

1日に活動できる時間を12時間として換算すると、
年間で42日も、ただ会社と自宅の往復に費やしていることになります。

 

1ヶ月半ちかくの時間を無駄にしているのです。

 

私には、信じられない時間の使い方です。
もし自分が会社員なら、迷わず会社の近くに引っ越します。

 

家賃は数万円高くなるかもしれないですが、
それと引き換えに毎日2時間、年間で21日間、
活動できる時間で考えれば42日間が手に入るのです。

 

毎日2時間を、収入作りのための情報収集と実践にあてれば、
半年から1年で、ほぼ確実にお金を生み出す仕組みが出来上がっているでしょう。

 

通勤途中に経済新聞、書籍を読んで時間を無駄にしないようにする、
なんて話も聞きますが、満員電車に乗ったらスマホすら見れないですよね。

 

そんな無駄な工夫をする位なら、会社の目の前に住んで、
帰宅後に集中して読書する方がよっぽど効率がいいです。

 

私は移動の際、数十分ぐらい時間の節約ができるなら迷わずタクシーを利用します。
人生で時間ほど大切なものはないですし、
どれだけお金を払っても、過ぎてしまった時間は買い戻せないからです。

 

まだ他にも、無駄なことばかりしているなぁと思うことがあります。
それが、会計時の現金払いです。

 

今は電子マネーもだいぶ一般化しました。
日本全国のコンビニ、スーパー、飲食店、交通機関などなど、
あらゆる場面の支払いに利用できるようになっています。

 

それでも現金払いの人が多いです。

 

私は、未だに現金払いオンリーの人が、
なぜ電子マネーを使わないのか理解に苦しみます。

 

現金払いは、財布の出し入れから、
お釣りの受け取りなど、無駄な動作が非常に多いわけです。
荷物が多いとき、雨が降って傘を持っている時なんて本当に鬱陶しいですよね。

 

ATMで現金をおろしていちいち手数料を支払うのは、
本当にバカらしいですし、
小銭でかさばった財布を持ち歩くのも好きではありません。

 

電子マネーの支払いは、ワンタッチで終了します。
片手でできるから、簡単です。
小銭をガサゴソ探す必要もありません。

 

現金払いで月数回ATM手数料を支払っている人は、電子マネーにするだけでも節約ができます。
電子マネーの種類にもよりますが、利用額に応じてポイントが貯まったり、
マイルに変換できるものだってあります。

 

中国に行くと、買い物はほとんど電子マネーで払うのが当たり前です。
中国人が日本にくると、多くの日本人が現金払いをしているのを見て驚くそうです。

 

こう考えると、日本人が現金主義にこだわる必要は何もないはずです。

 

つまり、私が言いたいのは、通勤電車にしろ現金払いにしろ、
時間とお金を無駄にしている事実があることに、早く気付いてほしいのです。

 

「今までこうやってきたから」
「こうするのが普通だから」
などと言ってると、あっという間に時代の波に取り残されることになります。

 

あなたも、本当に自分の時間とお金を有効利用する気があるのなら、
今すぐ会社の近くに引っ越し、買い物はできる限り電子マネーに切り替えましょう(^^

 

特に、昔から言われている「無駄な常識」をそのままにしていては駄目です。
一刻も早く目を覚まして、もっと自分の人生を大切にしてください。

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